yasuyuki ogawa 2024-01-30T02:36:51+09:00 photoblog JUGEM 「宣材撮影」と「インスタ撮影」の違い http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=100 2021-05-15T10:43:00+09:00 2021-05-15T02:01:55Z 2021-05-15T01:43:00Z
僕が行っている「宣材撮影」と「インスタ撮影」の違いについてご説明します。
それぞれの目的に最適化した撮影にしていますので、内容的にはかなり異なります。
「宣材撮影」では、事務所が書類で送る写真、コンポジ、BOOKなどで使える宣材写真を撮影します。
経... Yasuyuki Ogawa お知らせ
僕が行っている「宣材撮影」と「インスタ撮影」の違いについてご説明します。
それぞれの目的に最適化した撮影にしていますので、内容的にはかなり異なります。
「宣材撮影」では、事務所が書類で送る写真、コンポジ、BOOKなどで使える宣材写真を撮影します。
経験上、衣装2パターンで撮影した写真から事務所で選んでいただけるのは2-6カット程度です。
しかし撮影の枚数は300枚から1000枚を超えることもあります。
お仕事を取るための重要なプロモーションツールになるため、事務所では微妙な表情の違いなど、かなり細かい所までチェックし、厳選されます。
今までの宣材より良いカットが撮れなければ「今回は全部ボツ」というようなことも普通にある厳しいものです。
ですのでカメラマンとしては細心の注意を払い撮影します。
主な注意点は
◯モデルさんの顔や全身の姿をゆがみなく、正確に写し込むこと。
もちろん多少脚が長めにスタイルが良く見えるように撮影しますが極端にゆがんだ写真はNGです。
そのためにゆがみの少ない望遠系のレンズを使用します
◯モデルさんの姿がしっかり確認できるよう、背景の色味、明るさやボケ具合をコントロールして撮影します
◯BOOKサイズのプリントに耐えるよう、一眼レフで高画質な写真を撮影します
一方、インスタ撮影の場合、モデルさんから見れば、わざわざお金を払ってインスタに上げる写真を撮るのですから、1回の撮影からなるべく多くの写真が使えるのが嬉しいはずです。
ですので、インスタ標準コースでは1回の撮影から厳選して30枚程度の写真をインスタに上げられることを目指しています。
宣材撮影との大きな違いは、このセレクトされるカット数です。
従ってインスタ撮影の場合は、たくさん選んでいただけるように、撮影ポイントや構図を頻繁に変えて撮影します。
こうするともちろん1つの場所で同じ構図で撮る枚数は少なくなります。
しかしインスタに上げる写真の場合は宣材写真で気にする部分よりも、「映える」かどうかがかなり重要なポイントになりますので、構図や色などにオシャレ感や映え感が出るように撮影することを一番の目標にします。
撮影時間帯も違います。宣材撮影の場合は光のコンディションが良く、かつ、人出の少ない朝の11時くらいまでの間に撮影しますが、インスタ撮影の場合はカフェやレストラン、商業施設内でも撮影しますので、お店がオープンする11時くらいから撮影を開始します。
インスタ撮影の場合は一眼レフ、スマホの両方で撮影します。
一眼レフは背景のボケたキレイな写真にはなりますが、きちっとした感じになりがちで、映え感が出しにくいので、iPhoneを主体にして撮影します。
特にiPhoneで広角レンズにすると背景の広い範囲や空も写し込めるので、インスタっぽい写真が撮れます。
広角レンズで撮ると、かなりゆがみが出ます。宣材の場合はこのゆがみはNGですが、インスタの場合はかえって脚が長く見えたりして映える効果もあります。
インスタ撮影でもバリエーションを増やすために一眼レフでキレイなポートレート風のカットも撮影しますが、場所や時間帯などの条件が宣材撮影とは違いますので、宣材のクオリティは保証できません。
条件がよければ宣材に使えるカットが撮れる場合もあるかもしれません。 が、それはたまたま運がよかったと、お考えいただきたいと思います。
]]> 納品したデータの扱いについて http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=99 2020-10-14T12:01:00+09:00 2021-05-15T05:43:30Z 2020-10-14T03:01:00Z
◯写真データの著作権は、小川康之が保有しています。
納品した全ての写真データのExif情報に「©Yasuyuki Ogawa」と書き込んでいます。
◯納品したデータは、宣材写真としてBOOKやコンポジ、事務所サイトなどにお使いになったり、SNSへの投稿にご自由に使... Yasuyuki Ogawa 宣材撮影について
◯写真データの著作権は、小川康之が保有しています。
納品した全ての写真データのExif情報に「©Yasuyuki Ogawa」と書き込んでいます。
◯納品したデータは、宣材写真としてBOOKやコンポジ、事務所サイトなどにお使いになったり、SNSへの投稿にご自由に使っていただいてかまいません。
その際、どのカットを使うかに関して僕の了解をとっていただく必要はありません。
◯ただし、インスタなどに撮影した場所を書き込むことはご遠慮ください。 理由は2点あります。
ひとつめは、撮影場所によっては撮影許可が必要な所もあるかもしれません。 撮影してもよいかNGか、許可が必要か、についてはその場所を管理している管理者ごとにルールを設けているため千差万別で、スナップはOKだが商用はNG、とかスマホならOKだが一眼レフはNG、など撮影内容によって違いがあることも多いです。
写真の背景に建物が写っているだけで、その建物所有者からクレームが来ることもありえます。
ロケーション撮影の場合は、このように「施設管理権」と「表現の自由」の狭間のグレーゾーンになる場面が多くあります。
僕は撮影時には常識の範囲で行動するよう注意を払っておりますが、撮った写真に場所が載っていると、施設管理者から著作権保有者(つまり撮影した人間)あてにクレームが来るリスクが高まります。
もうひとつの理由ですが、カメラマンにとっては良い写真が撮れるポイントを知っていることはノウハウであり、他の人にあまり知られたくない、と考えている人も多いです。
もちろんインフルエンサーがスマホで撮ったカフェなどの写真を場所情報付きでアップする場合は場所情報が重要ですし、その施設からしても宣伝効果になるため歓迎、という場合もありますが、ここでは一眼レフでポートレート撮影をした写真をSNSにアップする場合を想定しています。
僕自身は、同じ場所で撮影したとしても光の捉え方や背景処理などの能力やセンスが写真にはかなり効いてくるので、撮影した場所を知られることにはあまりこだわってはいませんが、撮影した場所をオープンにしないのが業界の暗黙のマナーかなと考えています。
◯インスタなどで僕のアカウントのタグ付けはしていただいても、しなくてもどちらでもかまいません。
◯納品した写真を、広告などのお仕事用に使用される場合は、事前にご連絡ください。 内容によっては使用料をいただく場合があります。
]]> 写真修正ご依頼時のお願い http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=98 2020-08-16T09:50:00+09:00 2020-10-14T02:58:46Z 2020-08-16T00:50:00Z
納品させていただいた写真の中から、フルサイズデータがほしい、レタッチしてほしい、というご依頼をいただく際、該当する写真そのものを送っていただいても、その写真と同じ構図やポーズ、表情の写真を何枚も撮っていることが多いです。
その場合、それらの中から... Yasuyuki Ogawa 宣材撮影について
納品させていただいた写真の中から、フルサイズデータがほしい、レタッチしてほしい、というご依頼をいただく際、該当する写真そのものを送っていただいても、その写真と同じ構図やポーズ、表情の写真を何枚も撮っていることが多いです。
その場合、それらの中から該当のカットを見つける作業を行います。
すぐに見つかる場合もありますが、ほとんど見分けがつかないカットが何枚もある場合もあり、細かい差異を見つけるために時間を要したり、決定的な差異がみつからずに困ることもあります。
差異がみつからない場合はどちらのカットでもよいのかもしれませんが、ちょっとした表情の差がそこに写っていてそれを僕が気が付かないこともあり得ます。
間違いがないようにするためには、写真そのものを送っていただくことは不要で、写真1枚づつに付与されている「ファイル番号」さえ分かれば、確実にどのカットかを特定することができますので、ご依頼される場合は「ファイル番号」をご連絡いただくようお願いします。
ファイル番号は「D05_1234.JPG」「z06_1234.JPG」といったもので、この中の数字4桁が分かればどのカットかを特定できます。
以上、ご協力よろしくお願いいたします。
]]> キャンセルについて http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=97 2019-12-18T09:43:00+09:00 2024-01-29T08:16:49Z 2019-12-18T00:43:00Z
◯天候不順などの不可抗力により撮影を中止する場合はキャンセル扱いとはなりませんが、お客様の都合により撮影を中止する場合はキャンセルの扱いとさせていただきます。
◯キャンセル料は以下のとおりとなります。
・14日前〜8日前:撮影料の30%
・7日前〜4日... Yasuyuki Ogawa 宣材撮影について
◯天候不順などの不可抗力により撮影を中止する場合はキャンセル扱いとはなりませんが、お客様の都合により撮影を中止する場合はキャンセルの扱いとさせていただきます。
◯キャンセル料は以下のとおりとなります。
・14日前〜8日前:撮影料の30%
・7日前〜4日前: 撮影料の50%
・3日前〜2日前: 撮影料の80%
・前日〜当日:撮影料の100%
スタジオの予約をしている場合はそのスタジオのキャンセル料もお支払いいただきます。
]]> ロケ標準コースのオプションについて http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=96 2019-03-25T11:20:00+09:00 2019-04-25T07:20:06Z 2019-03-25T02:20:00Z
◯小物追加
ロケ標準コースで、バッグを持ったりジャケットを羽織ったりといった小物類によるバリエーションを加えたいというご希望については、以下のような形で対応します
・小物類:帽子、メガネ、カーディガン、ジャケット、マフラー、アクセサリ、花、バッグ、... Yasuyuki Ogawa 宣材撮影について
◯小物追加
ロケ標準コースで、バッグを持ったりジャケットを羽織ったりといった小物類によるバリエーションを加えたいというご希望については、以下のような形で対応します
・小物類:帽子、メガネ、カーディガン、ジャケット、マフラー、アクセサリ、花、バッグ、コーヒーカップ、携帯、スマホ、PCなど
・料金:2個までは追加料金なし、3個以上の場合、1個につき1,500円
◯衣装パターン追加
・1パターンにつき2,000円
]]> 晴れている時に宣材撮影をしたいというご要望について http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=94 2018-12-02T14:55:00+09:00 2018-12-02T06:13:46Z 2018-12-02T05:55:00Z
晴れて太陽が出ている時に宣材撮影をしたい、というご要望をたまにいただきますが、「お日様が出ないようなので延期にしたい」という場合はキャンセル扱いとさせていただき、撮影料の半額をお支払いいただくこととします。
もちろん雨で延期の場合はキャンセル扱いとせ... Yasuyuki Ogawa 宣材撮影について
晴れて太陽が出ている時に宣材撮影をしたい、というご要望をたまにいただきますが、「お日様が出ないようなので延期にしたい」という場合はキャンセル扱いとさせていただき、撮影料の半額をお支払いいただくこととします。
もちろん雨で延期の場合はキャンセル扱いとせず、リスケの調整をさせていただきます。
以下その理由を述べさせていただきます。
理由1
ロケの場合、晴れて太陽光が当たっているほうが明るく光が回っている写真が撮りやすいです。
僕は個人的に、太陽が出ていて逆光で髪がキラキラするような写真が好きで、そういう写真へのこだわりはありますが、実はコンポジットなどに使っていただく用に選ばれる写真が晴れている時に撮ったもの、という訳でもなく、曇りの時に撮ったものも多く、お天気にはあまり左右されていないようです。
これはどういうことかと言うと、こちら に書いた図で説明しますと、逆光のキラキラ感は「作品度」に影響するものと考えられます。
また事務所がほしいそのモデルさんをアピールしたいものが写真に写り込んでいる度合いを「宣材度」とすると、キラキラ感があるかどうかよりも、モデルさん自身の表現やヘアメイクや衣装がクライアントさんにアピールしたいように撮れているかという事の方が重要、であると考えられます。
理由2
気象用語の「晴れ」の定義は、「全天の雲の割合が8割以下」です。つまり「雲が8割・青空2割」でも晴れになります。
雲の割合が多い状態の時は、お日様が雲に隠れていることも実際はかなりあるということになります。
予報を見て晴れだからと言っても必ずしも太陽が出ないかもしれませんし、撮影している時、太陽が雲に隠れてしまうこともあります。
では実際に昼間、お日様が出ている時間はどれくらいかと言うと、「日照時間」と「可照時間」の比率でだいたいの感じを出すことができます。この比率は梅雨時の6月で昼間のうち3割程度、晴れの多い1月で6割程度になりますから、大雑把に言ってお日様が出る確率は半分くらいという感じです。
つまり確実にお日様が出ている時に撮ろうとすると、かなり大変ということになります。
僕はほぼ毎日宣材撮影をお受けしていますが、「太陽が出ないと延期」となってしまいますと、他のお待ちいただいているお客様のスケジュール調整に影響が出ますし、僕自身の稼働率も減ってしまい、結果として早く撮影したいと思っているお客様にご迷惑をおかけすることになります。
光にこだわるというのは、僕自身もそうですので充分に理解はできるのですが、宣材写真の目的や効果、多くのお客様へのサービス提供、という観点で考えた結果、このような対応とさせていただくこととしましたので、趣旨をご理解いただけますと幸いです。
]]> ご紹介割引について http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=93 2018-09-27T10:17:00+09:00 2020-06-30T00:13:17Z 2018-09-27T01:17:00Z
宣材写真を撮りたいという方をご紹介いただき、その方の撮影が完了すると、次回の撮影料を割引きするサービスです。つまり
1) Aさんの知り合いのBさんが宣材を撮るカメラマンを探しているとします
2) Aさんが僕にBさんを紹介していただき、僕がBさんの宣材撮影をさせ... Yasuyuki Ogawa 宣材撮影について
宣材写真を撮りたいという方をご紹介いただき、その方の撮影が完了すると、次回の撮影料を割引きするサービスです。つまり
1) Aさんの知り合いのBさんが宣材を撮るカメラマンを探しているとします
2) Aさんが僕にBさんを紹介していただき、僕がBさんの宣材撮影をさせていただいたとします
3) その後Aさんがご自分の撮影を僕にご依頼いただいた場合、その撮影料を割引きさせていただきます
◯ 割引率は、ご紹介いただいたお一人の撮影完了につき、定価の2割り引きになります。
◯ ご紹介いただいても、Bさんから連絡がなかったり、やりとりしていたのに途中から音信不通になったり、で結局撮影まで至らなかった、ということもよくありますので、Bさんの撮影を実際に行った時点で割引きが成立、という形にさせていただきます
◯ ご紹介いただいてから割引が成立するまで、また割引が成立してからAさんの撮影をするまでの期限は、それぞれ1年程度とさせていただきます。
◯ Bさんには割引などの特典は発生しません
◯ Bさんの撮影1回目はAさんの撮影に関しての割引対象になりますが、Bさんの2回目以降の撮影に関しては割引対象から除外とさせていただきます
◯ 人が人を紹介する時には2つのパターンがあると考えています
1) 人物を保証するパターン
Bさんは信頼できるし間違いない人で決して迷惑をかけるような人ではない。Bさんに何かあったら自分(Aさん)が責任を取る。というパターン
2) 単に繋ぐパターン
Bさんのことはほとんど知らないが、カメラマンを探していると聞いたので、単に繋ぐ、というパターン
僕は2)の形で「単に繋いで」いただければ大丈夫です。
1)のように人物を保証していただくことは望んでいません。そのあと万一何かあったとしても、それは当事者同士の責任の範囲で解決するべきことで、ご紹介いただいた方は無関係と考えます。
ですのでお気軽にご紹介いただきたいと思います!
]]> 昨日今日とフォトコーチングしました! http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=90 2016-11-01T19:39:00+09:00 2018-04-11T00:11:27Z 2016-11-01T10:39:00Z
フォトコーチングを受けたいというご依頼が増えてきています。
最近はモデルデビューした新人さんからのご依頼が多くなってきました。
昨日今日とフォトコーチングをしたので、ちょっとご紹介したいと思います。
昨日はモデルデビューしたばかりの義村歩美ちゃん。... Yasuyuki Ogawa フォトコーチング
フォトコーチングを受けたいというご依頼が増えてきています。
最近はモデルデビューした新人さんからのご依頼が多くなってきました。
昨日今日とフォトコーチングをしたので、ちょっとご紹介したいと思います。
昨日はモデルデビューしたばかりの義村歩美ちゃん。
前回会話セッションを行い昨日は実技セッションということで、実際に写真を撮りながらのポージングのレッスンです。
客観的な目で見るとバランスの悪いポイントなどがよく分かるのですが、やっている本人はなかなかそこが分かりにくいものです。
そういう所を修正しながら何度も繰り返していくと、だんだんキレイなポーズになっていくんですね!
歩美ちゃんがブログに昨日のことを書いてくれました!
http://ameblo.jp/gimuraaa/day-20161101.html
お役に立てたようでよかったです!
写真は終わったあとのランチタイム
今日はモデルの成田美織ちゃんのフォトコーチングでした。
1回目でしたので、会話セッションで、まず宣材写真のディレクションの仕方から始まって、ポージングを身に着けていくやり方や、バリエーションの増やし方などをお話しました。
かなりのインプット量になったと思いますが、忘れずに身に付けていっていただけると嬉しいです!
フォトコーチングメニューはこちら です。
フォトコーチングについてのお問い合わせ、お申し込みはこちら からどうぞ!
]]> フォトコーチング受講者の声 http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=89 2016-10-28T16:47:00+09:00 2016-10-28T08:34:26Z 2016-10-28T07:47:00Z
フォトコーチングを受けた方からのアンケート回答を一部ご紹介します。
まず、全体的な満足度を1-5の5段階でお聞きしました。
5:とても満足
4:だいぶ満足
3:まあまあ
2:期待より低い
1:全然役に立たない
次にコーチングを受けた感想を自由に書いていた... Yasuyuki Ogawa フォトコーチング
フォトコーチングを受けた方からのアンケート回答を一部ご紹介します。
まず、全体的な満足度を1-5の5段階でお聞きしました。
5:とても満足
4:だいぶ満足
3:まあまあ
2:期待より低い
1:全然役に立たない
次にコーチングを受けた感想を自由に書いていただきました。
僕自身に回答してもらっていますので、悪いことは言いにくい、というバイアスは多少かかっていると思います。
また、コーチングの詳細内容に関する記述の部分は伏せ字にしています。
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Mさん
・満足度:5
・感想:会話セッションを受けた後、自分で練習をしてから実技セッションに臨みましたが、そこでさらにたくさんのフィードバックやご指摘を頂けたので、改善すべき点が分かりやすかったです。
また、納得の行くポーズが取れるまで何度も撮影して頂けたので、1回のレッスンの中でも上達が感じられ嬉しく感じました。
教えて頂いたことを今後も実践し、さらにスキルアップを目指したいと思います。
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Rさん
・満足度:5
・感想:ポージングの基本からわかりやすく説明していただいて、理論を聞いた後からの実践でしたので、理解をしてから臨めた点はとても良かったと思います。
質問させていただいたことはしっかりと返答をいただき、カメラを通して映る姿と目指すものを照らし合わせながら出来たことで納得しながら進めたと思います。
自分で考えながら試行錯誤するようアドバイスいただき、しっかり頭での理解、体に身につきやすいことも良かったです。
小川さんのお話ししやすい人柄のお陰で色々とわからない部分は潰せたと思います。ありがとうございました。
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・Iさん
・満足度:5
感想:今まで自分ではポージングや表情を探るのに全体像でしか見ることが出来なかったですが、見るべきポイントを教えて頂いたので、今後モデルさんの写真を見る際にはポイントを押さえて勉強したいと思いました。 ◯◯で練習して、◯◯も調節できるようになれたらなとおもいます。
また、脚が長くなる写り方を教えていただき、実際写真を撮ってもらえてその長さの差にとても驚きました。今回教えて頂いたことを踏まえて次回の撮影に臨めたらなと感じております。
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Wさん
・満足度:5
・感想:小川さんの長年の経験で培った技術と知識をたくさん教えてもらえて大変勉強になりました! 撮影の表情やポーズ、心がまえなどどうすればいいかずっとわからなかったのですが、小川さんに教えていただいたことを実践してそれが実際にできて、とてもためになる授業でした!
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Yさん
・満足度:5
・感想:綺麗に写真を撮ってもらうために自分が何をしたらいいか、漠然と考えただけでは出なかった事のヒントを貰え自分自身の見方が変わりました。
フォトコーチングを受け自分を高めたい欲求が出てきて今1日1日が大切な充実する時間になりました。
とても勉強になりました。
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Aさん
・満足度:5
・感想:表情、ポージング、自分を魅せるにはどうしたらいいのか、と常に自問自答していましたが、フォトコーチングを受ける事で、自分自身を見つめ直すキッカケとなりました。
自分の課題や目標、日常生活の中で取り組んでいける事が鮮明となりました。
カメラのレンズを通して見てくださっているからこその視点、もっともっと自分を磨かなきゃ!と気合が入る時間でした。
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フォトコーチングについてのお問い合わせ、お申し込みはこちら からどうぞ!
]]> フォトコーチング始めました! http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=88 2016-05-26T13:33:00+09:00 2016-05-26T04:43:48Z 2016-05-26T04:33:00Z
何かスポーツを始めた時、最初のうちはなかなかうまくはできませんね。
頭で理解して、それをやってみて、コーチからアドバイスを受け、反復練習をしていくうちに、いつの間にか頭で考えなくても勝手に体が動くようになります。
写真に撮られることも、そういう意味... Yasuyuki Ogawa お知らせ
何かスポーツを始めた時、最初のうちはなかなかうまくはできませんね。
頭で理解して、それをやってみて、コーチからアドバイスを受け、反復練習をしていくうちに、いつの間にか頭で考えなくても勝手に体が動くようになります。
写真に撮られることも、そういう意味ではスポーツと同じだと考えています。
誰でも最初はカメラを向けられた時にどうしたらよいのかわかりません。
撮られて、その写真を見て、次に撮られる時はこうしてみようと頭で考えて、実践して、という繰り返しができる人が写真写りがよくなっていきますし、そのようなことをしない人はずっと写真が苦手のままです。
つまり写真に良く写るようになるためには、スポーツと同じように練習することが必要です。
撮られるプロであるモデルさんは当然ながら撮られるスキルを上げていかなければなりません。
しかしどのようにしてそのスキルを会得すればよいのかというのは、モデルスクールや事務所でもそれほど教えてくれるものでもないようです。
僕は10年の間、延べ千人以上の方の撮影をしてきました。僕は撮られる側ではありませんが、撮る側からどのようにすればより良い写真になるかということを現場で試行錯誤しながら実践してきました。
その内容を体系化して提供することにより、写真写りが悪いと悩んでいる方のお役に立てるのではないかと思い、このフォトコーチングというメニューを作りました。
メニューはこちら です。
メニューはプロコースと一般コースの2つがありますが、ここではプロコースについて説明します。
プロコースはモデル志望の方、新人モデルさんなどプロになりたい、あるいはなったが、まだ撮られる経験がほとんどなく、良い写真が撮れていないという方や、ある程度モデルとして経験はしてきたが、写真に苦手意識があるとか、写真写りが悪いと言われる、というような方を対象にしています。
コーチングの仕方は、座学で行う会話セッションと、実際にカメラで撮影しながら行う実技セッションの2種類があり、始めは会話セッションを1回から数回行い、その後実技セッションを行うという流れになりますが、ご希望のテーマのみ単発でもお受けします。
会話セッションでは現在の状況や課題などをお聞きした上で、今後の改善への道筋を一緒に考えていきます。
また、撮影にあたって知っておいたほうが良い次のような内容を、ご希望に応じてレクチャします。
・宣材写真と作品の違い
・宣材写真のディレクション方法
・撮影イメージを決める流れ
・衣装、ヘアメイクについて
・撮影場所の種類と特徴
・撮影現場で知っておくべきこと
・撮影時のカメラマンとのコミュニケーション
・良いカメラマン、ダメなカメラマン
実技セッションでは、主に以下のようなテーマで実際に撮影→写真を見て改善点洗い出し→撮影 の繰り返しにより撮られ方を身に付けていきます。内容はご希望によりカスタマイズします。
・表現のヴァリエーションの増やし方
・笑顔の作り方
・自然な表情を作るコツ
・脚をキレイに撮られるには
・自然なポーズのコツ
フォトコーチングについてのお問い合わせ、お申し込みはこちら からどうぞ!
]]> 作品撮りで撮った写真は宣材として使えるのか? http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=87 2016-03-06T21:13:45+09:00 2022-10-14T06:08:48Z 2016-03-06T12:13:45Z
以前こんな記事を書きました。
・宣材写真のディレクションは誰がやるのか?
・作品撮りとは
・作品撮りをうまくやるには
この続きで、今回は「作品撮りで撮った写真は宣材として使えるのか?」というお話をしてみたいと思います。
おさらいしておきます... Yasuyuki Ogawa 写真のこと・撮影のこと
以前こんな記事を書きました。
・宣材写真のディレクションは誰がやるのか?
・作品撮りとは
・作品撮りをうまくやるには
この続きで、今回は「作品撮りで撮った写真は宣材として使えるのか?」というお話をしてみたいと思います。
おさらいしておきますと、
・宣材撮影 モデルさんなどがお仕事を取るためのプロモーションツールとしての写真を撮影すること
・作品撮り カメラマンやヘアメイクなどのクリエーターが自分の作品として使う写真を撮影すること
であり、目的が全く異なります。
違う言い方をすると、写真に写し込もうとしているものは
・宣材写真:モデルがアピールしたいもの
・作品 :クリエーターが表現したいもの
上記の2つがたまたま同じものであれば宣材写真としても作品としても使える、ということになります。
そんなに都合の良い偶然が起こる確率は低いはず・・・なんですが、写真というのは撮る人撮られる人が意図しているもの以外のものも写り込んでしまう、モヤモヤとしたというか、ある意味アバウトな世界なので、意外に違う目的で使えたりするんですね。
で、このモヤモヤしたアバウトな世界を少し整理してみます。
写真には撮る人が意図的に写し込んたもの以外にも、いろんなものが写っています。
例えばあるモデルさんが、自分の首から肩にかけてのラインがキレイだとよく言われ、そういう部分を見せるお仕事を何度か取ったこともあったとします。
つまりこの人のアピールポイントのひとつは首から肩にかけてのラインで、宣材の中にはこのラインがキレイに写った写真を入れたいわけです。
で、あるクリエーターの作品撮りに協力して撮った写真に、偶然この首から肩にかけてのラインがきれいに写っていたとします。
しかしこの作品を宣材として使うには、このラインが写ってさえいればいいという訳ではなく、写真全体のテイストも含めて宣材としての要件を満たしていないといけません。
例えばこの作品に男目線のセクシー感がただよっていて、事務所的にアピールしたいのが清楚でさわやかなイメージだとすると、この作品は宣材としてはNGでしょう。
逆に言えば写真全体のテイストも含め、宣材写真としての要件を満たしている写真であれば、宣材として使える。ということになります。
図にしてみます。
上の図で、横軸は宣材としての要件を満たしている度合い。 要件はもちろん人によって様々ですので、具体的に写真のどこがどう、とは一般論では言えません。
縦軸は作品度。例えば作り込みまくっている写真、アートな雰囲気がただよっている写真、は誰が見ても作品度が高いように見えると思います。
しかしそれとは逆に、ナチュラルテイストな作品を撮る人もいます。
ですので一見作品っぽい写真だけが作品度が高いかというとそいういう訳でもないところが難しいところです。
そこで「作品度とはそれを創る人が表現したいと思ったものが写り込んでいる度合い」
と言えばまぁ正確かなと思います。
A,B,Cの3つのゾーンそれぞれ、「例えばこんな写真」という例を載せています。
Aは作品度が高くて宣材度が低いゾーン。 例の写真は極端ですが、アートのようなメイク。ここまでくると誰が写っているか分からないですから宣材としてはもちろんNGです。
Cは逆に作品度が低くて宣材度が高いゾーン、 スタジオで宣材撮影メニューで撮ってもらう写真には、この例のような白バックでオーディション用によく使われるような感じの写真が多いと思います。
こういう感じの写真を作品として撮っている人もいるかもしれませんので、一概にこれが作品度が低いとは言えませんが、まぁ多くの方がそう感じるだろうということで、ここではCゾーンに入れます。
Bは作品度も宣材度も高いゾーン。
例にあげているアップのカットは、室内で光に包まれているような柔らかい空気感を出そうとしました。僕としては表現しようとしたものが写っている写真です。モデルさんの顔立ちや表情もしっかり写っているので宣材度も高いはずで、実際宣材として使っていただいています。
宣材として使えるのは、図で言うと当然ですが宣材度が高い右側のBかCのゾーンに入る写真ということになります。
つまり、「作品撮りで撮った写真は宣材になるか?」
の答えは、 「あなたにとってその作品の中に、あなたがモデルとしてアピールしたいものが写り込んでいて、かつ写真から受けるイメージが事務所がアピールしたいと考えているあなたのイメージと一致しているのであれば、宣材としても使えますよ!」
ということになります。
この図を見ていると、いろいろ書きたいことが湧きだしてきますが、ちょいと長くなってしまったのでまた別の機会に!
]]> vi-taで宣材撮影 http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=86 2016-03-02T19:05:00+09:00 2016-03-02T10:06:06Z 2016-03-02T10:05:00Z
先日、お世話になっている美容室vi-taの魚らん坂店で、モデルの美樹さんの宣材撮影をしました。
こちらでの撮影はお店がお休みの日に、ヘアメイクはこのお店のトップスタイリストの石川さんにしていただきますが、人気で常にご予約いただいている方がいる状態で... Yasuyuki Ogawa 宣材
先日、お世話になっている美容室vi-taの魚らん坂店で、モデルの美樹さんの宣材撮影をしました。
こちらでの撮影はお店がお休みの日に、ヘアメイクはこのお店のトップスタイリストの石川さんにしていただきますが、人気で常にご予約いただいている方がいる状態です。
今回は美樹さんの事務所の社長さんもいらっしゃって、その場でご意見をいただけるのでとてもやりやすかったです。
衣装に合わせてヘアメイクを変えて、ライティングも窓からの自然光にしたりストロボを使ったりと変化を付けると、テイストの違う写真になります!
かなり強力な宣材が撮れたのではないかと思います!
これで良いお仕事が更に取れるようになるといいですね!
]]> 作品撮りをうまくやるには http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=84 2015-09-28T18:47:06+09:00 2015-09-28T09:47:06Z 2015-09-28T09:47:06Z
前回の続き、作品撮りについてです。
作品撮りするには自分がほしいイメージを創るために必要な人たちを集めないといけません。
まずこれが関門で、どういう人と組むかで作品のテイスト、クオリティが決まります。それにお互いにイメージを伝え合うためのコミュニ... Yasuyuki Ogawa 写真のこと・撮影のこと
前回の続き、作品撮りについてです。
作品撮りするには自分がほしいイメージを創るために必要な人たちを集めないといけません。
まずこれが関門で、どういう人と組むかで作品のテイスト、クオリティが決まります。それにお互いにイメージを伝え合うためのコミュニケーションスキルも重要です。
クリエーターというのは変わった人が多いですから・・まぁ僕もそうですが・・笑 コミュニケーションするのに苦労することもあるのではないかと思われます。
モデル撮影の作品撮りに参加してくれる人を探すのにこんなサイト があります。僕もずいぶん昔にここに登録していましたが、嫌な思いをしたのをきっかけにやめました。世の中いろんな人がいるものです。
作品撮りの参加者みんなが使えるようなのを撮りましょう的なセッションの場合、かかった経費は参加者で割り勘にすることが多いと思います。
逆にカメラマンなりヘアメイクさんなり、ある人がほしい作品を撮るために、他の人たちが協力する場合もあります。
この場合は協力してくれる人にギャラを払うことが普通でしょう。
前者のやり方が、経済的負担は少なくてすむし、みんなが使う写真が撮れるのだから一見いいんじゃないかというふうに見えるかと思いますが、しかしそういう作品撮りを公平感を保ちながら進めることは難しく、1人だけ得をすることが多いのではないかと思っています。
メンバの中の声の大きい人に他の人達が引きずられて、結局その人がほしい写真は撮ったけど、自分が使えるものは撮れなかった・・・なんてことになりがちなのではないかと思われます。もちろん作品撮りの全てがそうだとは言いませんが、気をつけないと一人だけ得をする会に参加されられた、ということになってしまうこともあるかと思います。
そもそも参加者各人の目的が違うのですから、本気で自分のほしいイメージを追求しようとすればするほど、つまりお遊びではなくて真剣勝負になればなるほど、1回のセッションでみんながほしいものができるなんていう都合のよい話にはならない、と思っていたほうが間違いないと考えています。
ということで、僕のおすすめは、参加者のうち1人がほしいイメージのものに絞り込んで他の人はそれに協力してあげて撮る、それを持ち回りで複数回行う。というやり方が公平で良いのではないかと考えています。
つまり1回の撮影の中でディレクションする人は1人だけ。とすっきり明快にするということです。
そうすれば参加者が自分のやるべきことに集中でき、よりクオリティの高い作品ができるのではないでしょうか?
]]> 作品撮りとは? http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=83 2015-09-25T18:18:00+09:00 2015-09-25T09:18:00Z 2015-09-25T09:18:00Z
作品撮りとは、クリエーターが自分の作った作品を写真に撮ること。またはカメラマンが自分の作品として写真を撮ること。
Test Shootと言われることもありますが、お仕事としてのクライアントからの発注による撮影ではなくて、自分達の作品作りのための撮影、という... Yasuyuki Ogawa 写真のこと・撮影のこと
作品撮りとは、クリエーターが自分の作った作品を写真に撮ること。またはカメラマンが自分の作品として写真を撮ること。
Test Shootと言われることもありますが、お仕事としてのクライアントからの発注による撮影ではなくて、自分達の作品作りのための撮影、という意味合いかと思います。
さてこの作品撮り、カメラマンだけがやる訳ではありません。
インスタで「#作品撮り」のハッシュタグが付いた写真をみると、美容師さんが撮った写真がすごく多いです。
想像ですが、ヘアサロンではホットペッパービューティーなどに載せる写真が結構重要な販促ツールになると思うので、撮影に力をいれていらっしゃるのではと思われます。
この作品撮りの「作品」とは何を指すのかというと、カメラマンの場合は「写真そのものが作品」です。
一方、例えば美容師さんが作品撮りした写真は、写真に写っている「ヘアスタイルが作品」です。
つまり例えばカメラマンの作品は、光の扱いなどの写真表現そのものが作品の内容になるのに対して、美容師さんの写真の中の光の表現は、作品であるヘアスタイルをよりよく見せるための演出効果という位置づけになる、ということです。
カメラマンも専門はいろいろありますから、例えば物撮り専門カメラマンならモノを撮った写真が作品になりますし、人物を被写体にする場合にはモデルさんが必要になります。
モデルさんと言っても、若い女性ばかりが対象になるとは限りません。
一般の人物を対象にして作品を作る人もたくさんいます。
逆にファッション系のカメラマンやヘアメイクさんは、いわゆるモデルさんを撮りたい、しかも外人やハーフのモデルがいい、という人が多いように思います。
作品撮りした写真はBOOKに入れて自分を売り込むために使われたりします。
BOOKに入れている作品集のことを「ポートフォリオ」とも言いますが、自分はどういう作品を作っているのかを人に見てもらうため、お仕事を取るため、に使います。
BOOKについては2年前になりますが、こんな記事 書いてます。
この記事に「BOOKもデジタル化されるのでは」と書いていますけれど、未だに重たいBOOK担いでいるモデルちゃんが多いようです。iPadとかタブレットに入れりゃ軽いのに。と思いますけど、そうもいかないのでしょうか?
ちなみにモデルさんが自分を売り込むためにBOOKに入れる写真は、宣材写真や今までいただいたお仕事の写真、それにカメラマンやヘアメイクさんの作品撮りに協力して撮った写真などです。
カメラマンなどの作品撮りに協力して撮った写真は本来の目的は違うわけですが、宣材として使われることもあるようです。
えーそれは可能なの?という件については別途記事を起こしたいと思っています。
で、この作品撮り、やってみたけどなんだかなぁ〜という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
僕も今まで作品撮りをしてみて、なかなかに難しいなぁと感じておりまして、それについては次回書いてみたいと思います。
]]> 宣材写真のディレクションは誰がやるのか? http://blog.yasuyukiogawa.com/?eid=82 2015-09-22T17:50:50+09:00 2015-09-22T08:50:50Z 2015-09-22T08:50:50Z
宣材写真の撮影時、カメラマンやヘアメイクさんが「こんなポーズいいんじゃない?」と明らかに思いつきや自分の好みと思える内容の指示をしていたり、「指示してもらうのが当然」と思っている新人のモデルさんがいたり、というような場面を見かけることがあるのですが... Yasuyuki Ogawa 宣材
宣材写真の撮影時、カメラマンやヘアメイクさんが「こんなポーズいいんじゃない?」と明らかに思いつきや自分の好みと思える内容の指示をしていたり、「指示してもらうのが当然」と思っている新人のモデルさんがいたり、というような場面を見かけることがあるのですが、それはちょっと違うんじゃない? と思います。
宣材写真はモデルさんにとって最重要のプロモーションツールです。
選考の最初の段階で写真でふるいにかけられたり、あるいは写真だけでお仕事が決まることもあるようです。
モデルさんそれぞれは顔立ちもキレイでスタイルもいい。でもオーディションではそういう人達の中から選ばれなければなりません。絶対評価ではなく相対評価、つまり比べられるわけです。
ということは、ほんの僅かでも他の人たちよりアピールできる所がどこなのかを知り、そこを見せていかなければお仕事が取れません。
つまり、モデル市場の中での自分の強みやアピールできるものを写真の中に写し込まなければ、競争力のある宣材にはなりません。
見せたいものが何か分かっていない人に表現をまかせてしまったら、結果の出せる宣材を手に入れる確率が減ってしまいます。
では見せたいものが分かる人、あるいは分かっているべき人、は誰でしょうか?
日々、オーディションに行き、直接クライアントのコメントを聞き、お仕事を取れた時や取れなかった時にその理由を確認したり、というようなことの積み重ねによって、市場の中での自分のポジショニングや、他のモデル達より優れている差異化ポイントが見えてくるはずです。
宣材写真を作るには、見せたいものをコンセプトとしてまとめ、イメージの方向性を決め、そのイメージに合ったカメラマンやヘアメイク、スタイリストの手配、準備から撮影、撮ったカットのセレクト、といった作業が必要になります。 これらの各場面で決めなければならないことが多々出てきますが、その基準、ものさしとなるものは最初に立案する「見せたいもののコンセプト」であって、これを一番わかっている人が各段階でジャッジする必要があります。
各場面でジャッジできる人、つまりディレクションできる人は所属事務所のマネージャーさん、モデルさん本人以外にはいないはずです。
冒頭に書いたカメラマンやヘアメイクさんからの「指示」のことですが、宣材撮影時にカメラマンなどの外部の人間が指示をすることが全部NGと言っている訳ではありません。
その人が宣材写真が明確な目的を持ったプロモーションツールであるということを理解しており、今回の撮影のコンセプトや見せたいものを把握していて、モデルさんの立場に立ってアドバイスができる人、であればそういう人のアドバイスは積極的に聞いたほうが、表現のヴァリエーションが広がり使えるカットが更に多く手に入れられると思います。
経験を積んでいるモデルさんの場合は当然ながらディレクションは他人にまかせられないということを理解しています。
先日、あるモデルさんの宣材撮影をさせていただいたのですが、事前にこのモデルさんからヘアメイクさんと僕に今回撮りたいイメージを伝えられました。
そこには、今回撮りたいパターンそれぞれのテーマ、撮りたい写真に近いイメージの参考写真、その時に着る衣装写真、してほしいヘアメイク内容、などがわかりやすく示されていて、さすがと思いました。ここまでしていただけるとヘアメイクさんも僕もイメージの共有ができて、とてもやりやすいですし、なによりモデルさん自身が、ほしいイメージの写真を手に入れられる可能性がぐんと高まるでしょう。
とはいえ新人さんの場合、まだ分からないことも多い中で、仕切れと言われてもハードルが高いですね。
まずはマネージャーさんや先輩のアドバイスをもらいながら、ということになると思います。カメラマンなどに相談するのもよいですが、先に書いたとおり相手をよく選んだほうがよいと思います。
僕はサラリーマン時代、領域はもちろん異なりますが、多くの企業のお客様に対してコンサルティングをした経験があります。 コンサルティングというのは相手の立場に立って、相手に代わって専門ノウハウを投入しつつ、今後どうしていくかのやり方を立案、アドバイスする仕事で、領域が違ってもコミュニケーションの方法や進め方のフレームワークは共通に使えるところが多いです。このコンサルティングノウハウに加え、多数の宣材撮影をしてきた経験をベースにディレクションのお手伝いをさせていただくことが可能です。
最後はちょいと宣伝になってしまいましたが、多少はお役に立てるかと思いますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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