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僕は何故、人しか撮らないのか?
僕が撮る対象として関心があるのは人だけです。
人以外の、風景、動物、モノ、などには興味が湧きません。
自分でも何故そうなのか、良く分からなかったのですが、いろいろ考えていくうちに多分こういうことなんだろうというのが見えてきたので、今日はそれを書いてみます。

人は写真を撮られる時、大なり小なり撮る人からの影響を受けます。
撮る人がすごく気持ち悪い感じの人なら、引き気味になって硬くなってしまうでしょう。

撮られる人が撮る人から影響を受ける。ということはつまり、撮る人が違えば撮られる人の写り方も違ってくる。
つまり「撮る人(が醸し出す雰囲気や、態度や、発する言葉)が、撮られる人に反射して写真に写る」とも言える訳です。
こういう「被写体が撮り手からの影響を受けて、写り方が変わる」という事象は風景やモノを撮る時にはないことであり、人を撮る時特有なことだと言えます。

写真を撮る時、対象をどういう構図で撮るか、とか、あるいは光を読みつつ露出や焦点距離を決定したりとか、そういう絵作りに関わる基本動作が必要になりますが、人を撮る時は、そのような基本動作に加えて、被写体とのコミュニケーションが発生します。
ここで言うコミュニケーションは、言葉でのやりとりだけでなくて、上に書いたような撮る人が撮られる人に対して影響を与える、雰囲気や態度なども含みます。
人以外の被写体であれば、上記の基本動作の範囲で撮れる訳ですが、人を撮る場合は基本動作がうまくいって意図通りの絵作りができたとしても、コミュニケーションがうまくいかなければ良い表情をしてくれないかもしれません。

僕は人を撮る時、人とコミュニケーションしつつ、自分自身が撮られる人に反射して自分のカメラの中に写り込む。というところに面白さを感じているようです。
そんなようなことで、人と、人以外の被写体というのは僕にとっては全く違うものであり、撮る対象として人にしか興味を持てないのだろうなぁと思っています。